神奈川県でも「自転車保険の加入」が義務化へ

神奈川県では、2018年度内に自転車保険の義務化を盛り込んだ条例の制定を目指しているというニュースがありました。
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年々増えている自転車事故

神奈川県のくらし安全交通課によると、2017年度の県内での自転車事故は6546件。
2016年度に比べて10%以上も増えたとのことです。

2015年6月に道交法が改定され、自転車に関する取り締まりが強化されているにも関わらず、事故は増えています。

エコや健康のために自転車を利用する人は多いですが、右側走行やスマホを見ながらの走行等のルールを守らない自転車を多く見かけます。
自転車事故が増えているのも納得いく気がしますね。

自転車でも死亡事故は起きる

今回、自転車に関する条例を制定する神奈川県では、昨年12月に自転車による死亡事故が発生しました。同県川崎市で当時20歳の女子大学生が前方不注意で歩行者と衝突し、歩行者を死亡させたのです。

この女子大生は飲み物とスマホを持ち、スマホを操作しながら自転車を走行していました。この事故により女子大生は書類送検され、さらに大学を退学する事態になりました。

6月にも茨城県で前方不注意の自転車による死亡事故が起きました。
加害者は19歳の男子大学生で、夜道を無灯火で走行し、スマホを操作中に歩行者の男性をはねたようです。
この男子大学生も書類送検されています。

いずれの事故もスマホ操作中の前方不注意によるものです。
歩きスマホが危険だということがよく言われていますが、自転車走行中にスマホを操作することも当然危険です。

自転車は免許不要で誰でも乗ることができるので、安全な乗り物だと思っている人も多いでしょう。
しかし、自動車と同じで安全な運行をしなければ凶器にもなります。そして、自動車と同様に事故を起こしたら高額な賠償請求がされることもあります。
おそらく先ほどの2事故でも高額な賠償請求がされるでしょう。

自転車に乗る方は「たかが自転車」と思わずに、必ずルールを守っていただきたいです。

自転車事故への備えを

神奈川県が自転車の賠償責任保険を義務化する条例を制定しますが、既に保険加入を義務化している自治体も多くあります。
今後も増えていくことが予想されます。

自転車は少しの不注意が重大な事故につながることがありますし、交通ルールを守っていても事故を起こしてしまうこともあります。
そのような時に備え、自転車保険(賠償責任保険)には必ず加入しておきましょう

インターネットで加入できる自転車保険もたくさん売られているので、比較・検討して保険を選ぶと良いですよ。
自転車保険の複数比較サイト

自転車保険は相手を守るためだけでなく、自分自身も守ってくれます。

(以下はニュース記事からの抜粋です)

「自転車保険」加入を義務化へ 神奈川県、賠償高額化で年度内に条例

 県は自転車損害賠償保険の加入義務化を柱とする条例の制定を年度内に目指す考えを明らかにした。
自転車が関連する事故が増加し、高額な賠償が求められるケースが相次いでいるなか、県民の安全と安心を実現するのが狙い。

 条例では、自転車の安全で適正な利用を促す予定で、県では今後、関係団体や有識者の意見を参考にしたうえで素案をまとめ、意見公募を行ったうえで条例案をまとめる。
黒岩祐治知事は「啓発から一歩進めた取り組みが必要だ」としている。