唾液で健康診断が済んじゃう?生保と医療ベンチャーが共同研究。

生命保険各社が、唾液などで病気かどうかが分かる簡易検査技術の確立や普及に向けて、医療ベンチャー企業などとの協力を進めています。
新しい技術に素早く対応して取り入れようとする姿勢は評価できると思います。
新しい技術が確立すれば、病気の早期発見に繋がり、保険の引受データとしても正しい判断ができると感じます。それにより、保険金の支払い減少も期待され、保険会社の収益の安定も望めると考えます。
また、医療ベンチャー企業も症例データの活用などにメリットがあり、双方にとって成果が期待できるため協力体制は強められていくのではないでしょうか。

生命保険の加入時には、告知もしくは健康診断などの診査を通し健康状況が問われる商品がほとんどです。
告知の場合は、書面上に被保険者が記入するだけのため、告知漏れや不十分となりやすく、保険金を支払う段になってトラブルになるケースもあります。
会社の健康診断の流用の場合は1年以内の検診結果とは言え、タイムリーな健康情報とは言い切れません。
診査の場合、血液検査をし、保険金額などによっては心電図を受診することもありますが、それでも全身をくまなく検査するとは言い切れないと思います。
新しい技術の確立や普及により、より正確な健康状況のデータを取得できれば、保険引受の際には公平性が増すと感じます。

新しい技術による健康データが会社のアピールに

日本生命保険が提携を結んだ医療ベンチャー企業は、唾液を使ってがんの検査ができる技術の開発を進めています。
アメリカンファミリー生命保険は尿中の物質からがんを見つける技術を開発した日立と手を組み、太陽生命保険は血液検査で認知症の前段階を判定できる技術に向けてバイオベンチャーに出資しています。
新しい技術が確立されれば、がんや認知症の早期発見に繋がり、そのサービスを受けられる、技術開発に協力したとなれば、保険会社のアピールにもなるのではないでしょうか。

がんや認知症は、高齢化社会になりこれからますます心配に感じる人が増えて行くと思います。
治療の医療技術も向上しており、早期発見、早期治療ができれば病気の完治や進行を遅らせることも可能になってきています。
早期発見を可能にする新しい検査技術の確立は、私たちの生活にも大きな効果がもたらされると感じます。